200枚ほど所有しているレコードを、ここ数日の断捨離で思い切って処分しようかと考えていましたが、結局、思い止まり、そのまま残しました。
折からのアナログレコードブームを見て、もう一度聞き直したいと思ったからです。
そこで、さっそく久しぶりに聴こうかなあ〜・・と選んだレコードが約40年ほど前に購入した「山崎ハコ」のファーストアルバム「飛・び・ま・す」(写真)です。
これが大感激!!!
アナログレコードの味わいの良さに加え、何よりも曲調・歌詞が良い❗
買った当時の情景が蘇るとともに、久しぶりに聴いて涙しました😂
当時は、バブル期で世の中が活発に変化していた時期ですが、その中で、社会の裏側や忘れ去られた現実がフォークソングなどのジャンルを中心に歌われていました。
この「山崎ハコ」の曲集は、その中でも異彩を放っており、その世界観は特筆です。
当時は「歌が暗すぎる・・」などという評価もありましたが、何を歌っているか分かりにくい昨今の曲に比べたら、はるかに詩的で心をえぐるような歌詞・曲調は聴き応えがあります。
いたたまれなくなって、同じアルバムのCDを通販サイトで探したら・・ありました!
CDも、もちろん中古になっていますが、繰り返し聴くならレコードよりこちらが扱いやすいので注文することにしました。
久々に良い曲に再会して、断捨離も悪くない・・と思った次第です。